2025年10月4日、Jリーグ・アビスパ福岡のホームゲーム会場を舞台に、就労体験プロジェクトを実施しました。本プロジェクトは、アビスパ福岡が推進する社会連携活動「TAKE ACTION WEEK」が、今年から【TAKE ACTION Month】へと拡大されたことを受け、その一環として開催されたものです。



当日は、福岡市および近郊から
・障害のある方
・放課後等デイサービスに通う10代の若者
・高校生 などが参加。
2部構成(前半・後半)に分かれ、スタジアムのさまざまな現場での就労体験を行いました。
今回の新たな試みとして、公益社団法人 福岡県理学療法士会の皆さまにもご協力いただき、参加者一人ひとりとペアを組んで活動をサポートしていただきました。
丁寧な声かけや寄り添いによって、緊張していた参加者の表情も次第に和らぎ、それぞれが自分の得意を活かして主体的に仕事に取り組む姿が見られました。
終了後には、理学療法士の皆さまからも「貴重な学びになった」「支援者として大きな気づきがあった」との声をいただき、専門職と連携した就労体験の新たな可能性を実感する機会となりました。



なお、後半の時間帯には突然の大雨と雷の影響により、安全確保のため一部避難・早期終了となる場面もありましたが、それも含めて参加者にとっては「印象に残る一日」となったようです。
このプロジェクトは、NPO法人ピープルデザイン研究所とNPO法人Build Up Inclusion FUKUOKAが連携し、障害のある方や若者が”働くこと”を身近に感じられる仕組みづくりの一環として継続的に取り組んでいるものです。
今後も、現場での実践を通じて、支援と社会とのつながりを広げてまいります。
ご協力いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
関連団体
・アビスパ福岡(TAKE ACTION Month!)
・NPO法人ピープルデザイン研究所
・公益社団法人 福岡県理学療法士会
